ドローンの普及拡大に伴う人材需要の動き

近年さまざまなシーンでドローンが使われています。主に、動画用の空撮で使われているイメージが強いですが、その他に、農業の農薬散布や空撮による農作物の管理、大規模施設の防犯・セキュリティのために、ドローンで巡回するといった使われ方もされています。
現時点では、ドローンを利用した宅配の構想も広がっており、将来的には街中でドローンを見かけるのが当たり前になるかもしれません。

それに伴いドローンの需要は年々増加しており、ドローン開発に関わる人材の需要も高まっています。その動きは顕著で、ドローン業界は特に将来性が高い分野といえるでしょう。
では、ドローン開発のエンジニアになるためには、どのようなスキルが必要になってくるのでしょうか。

ドローンの開発は、主に3つの種類に分けられます。
まず1つ目は、機体制御です。ドローンの飛行をコントロールするためのプログラムで、姿勢制御、位置制御、センサー統合などのシステムを開発します。
次に2つ目は、アプリケーション開発です。これはドローンを操作するシステムで、機体からのデータ取得と画像認識などのシステムを作ります。
そして最後が、クラウド構築です。ドローンが取得したデータを蓄積、解析する環境の構築・運用を行います。
それぞれ求められるスキルは異なってくるため、自身に向いている開発をしっかり見極めるといいでしょう。

最近ではドローンの開発ツールのキットなども提供されているので、ドローン開発に関わりたい人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。